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自然治療のすすめ

~ひととペットの癒しのための各種セラピー情報サイト 脳幹の重要性について

生命の源「脳幹」の構造と役割

下の図を見て分かるように、犬の脳(猫も同様)は、人間と脳の構造と似ています。脳幹は「爬虫類」と呼ばれ、爬虫類、魚類、両生類、哺乳類、全ての生き物に存在し、まさに「生きるための脳」です。

人間の脳 犬の脳 大脳 思考・記憶力・理性など考える機能

小脳 運動・平衡バランス感覚を司る機能

脳幹(中脳・橋・延髄)動物の進化の過程で最も古くからある脳で、脳の神経中枢部である。生きるための源泉的な機能を司る機能

脊髓 脳や体の各部に起こる刺激(知覚)や命令(運動)を伝える経路

脳は大きく分けて「大脳」「小脳」「脳幹」の3つで構成されています。この「脳幹」は上で大脳と背側で小脳と、尾側で脊髓とつながっているため、大脳、小脳、脊髓の中継点であり、全ての神経の発信源と言える重要な器官。大脳→脳幹 小脳→脳幹 脳幹→脊髓 というルートで神経伝達が行われている。 脳幹はまさに、脳の中心点であり、中継点、司令塔の役割である。

脳幹と神経の関係(脳幹部断面図と神経の位置)

赤核、三叉神経の知覚根、三叉神経の運動根、橋、外転神経、顔面神経、下オリーブ複合体、舌咽神経、迷走神経、舌下神経、副神経の脊髄根、副神経核、三叉神経脊髄核、疑核、舌下神経核、迷走神経後核、唾液核、孤束、外転神経核、三叉神経主感覚核、三叉神経中脳核、滑車神経核、動眼神経核 、動眼神経副核。

脳幹の内部と断面から無数の神経が広がっています。

脳幹の動き 脳幹=生命維持中枢

●消化や呼吸などの動きを司る自律神経調整機能

●ホルモンの内分泌調整機能

●食欲、睡眠などの本能行動の調整

●発汗や発熱等の体温調節

●運動神経や知覚神経の働きを持つ脳神経の司令塔

●歩行や姿勢の制御や高度な運動を調節

●摂食、発音、呼吸と循環(心臓の働き)の調整 

●毒素の排出を調整

●"怒り"や"恐れ"(ストレス)という情動行動の調整

生き物のすべての活動(神経、血液、呼吸、ホルモン、五感など)を統括し、生命力、つまり自然治癒力の強さをコントロールしている源です。「脳死」と植物人間の区別の基準は、この脳幹の活動が停止しているか、いないかで判断されます。いわば脳幹は生命維持中枢なのです。

脳幹は頚椎のすぐ後ろにあり、脳幹の活性度合いに=頚椎のバランスにも大きな影響を与える関係にあります。また、脳幹の活性化により、脳から全身への神経伝達は活発になり、動物本来の機能を取り戻します。

脳幹の活性度が、首の骨(頚椎)と背骨のバランスに大きな影響を与えていた。

●脳幹の乱れが与える頚椎と背骨の関係

●カイロプラクティックのホールイン・ワン・テクニック理論

脳幹の振動リズムが狂うことで、頚椎バランスが崩れ、背骨をはじめ、全身に悪影響を与えます。反対に、脳幹の振動リズムが整ってくることで、頚椎バランスが取れるようになり、背骨、全身の働きが戻ってきます。(この理論は、BJパーマーが開発したカイロプラクティック「ホールインワン・テクニック」と呼ばれる施術法です)

●脳幹の乱れが与える頚椎と背骨の関係

脳幹からは、ある一定のリズムで波動(振動)を発生しています。 その振動リズムが乱れるか否かで、頚椎、背骨のバランスに大きな影響を与えます。背骨が曲がっていると悦血液神経の流れが悪く、免疫力が低下してします。

●人間の「脳幹活性後」の姿勢の変化を検証

左の検証は、脳幹活性前後での人間の姿勢の変化をとらえたものです。これは、使用後数ヵ月後、数年後に変化するというものではありません。脳幹活性直後、長くても数分後に起きる現象です。

脳幹活性化は、上部頚椎である頚椎一番と二番のバランス調整につながり、その下の他の頚椎、さらには背骨全体とドミノ倒しのような調整作用をします。その結果、神経圧迫が緩和され、気の流れが全身の隅々までいきわたり、生命力(自然回復力)が引き出されてます。

注)イフは、意識による反応(プラシーボ効果)で姿勢に変化を与えるものではありません。ただし、全てのひとが同様の結果が現れるわけではありません。

※こんな実験でも体感できる! 体重計が2つあれば、左右均等に加重されていれば、正常、そうでない場合は、歪みがあるという見方ができます。

エペソード 脳幹(頚椎・脊髄)が生きる上でいかに重要な役割をしているか!?

2005年にプロレスラー橋本真也さんが40歳という若さで突然お亡くなりになったというニュースがありました。橋本さんを襲ったのは「脳幹出血」でした。島田伸介さんの相方であった松本竜介さんもこの病で倒れました。脳出血のなかでも、もっとも重症であり、死に至ると言われる怖いものです。脳幹は脳神経が多数集まっており、呼吸の中枢であるため、大出血が起こると発作後数分で意識がなくなる危険な病です。

エピソード1.延髄斬り

プロレスの技の一つ、「延髄斬り」というのは、脳幹にある延髄に由来します。この 延髄を狙ってショックを与えることで、一時的に呼吸と循環器の機能を阻害(失神させる)して隙を作るという技なのですね。

エピソード2.プロレスラー三沢光晴、橋本真也さんの死

脳出血の中でも、もっとも重症とされるのが「脳幹出血」。脳幹は脳神経が多数集まっており、呼吸の中枢であるため、大出血が起こると発作後数分で意識がなくなる危険な病です。2005年にプロレスラーの橋本真也さんがこの病に倒れました。2009年にはさんが、脳幹出血、頚椎骨折による中枢神経性損傷に伴う心肺停止で急死しました。

エピソード3.武士の一突き

必殺仕事人で、かんざしを武器にして、一突きで相手を倒す!という人がいましたが、この挿す場所が『脳幹』(延髄)です。脳幹は致命傷になるという象徴ですね。

エピソード4.ムチ打ちや頚椎損傷

交通事故などでおこる、むち打ちそのものの痛みは筋肉の損傷だけでなく、頚椎にも影響が及ぶことも多いです。後遺症として、吐き気やめまい、自律神経の乱れによるうつ状態などの精神症状などを起こす可能性もあります。検査で上部頚椎のズレが確認される事が多く、頚椎の位置を正常に戻すとすぐに治るという事例もあります。むち打ちの後遺症は、頚椎が脳幹から脊髄への接点に位置しているために脳や全身への大きな影響を与えるのです。

結論

野生動物の脳幹は、飼われている動物より格段に発達しているといわれ、まさにこの部位の活性度の高さが、「野生動物が自ら病気を克服し、タフに生存させている一番の秘密」だったのです。 とっても大切なことですので、もう一度別の角度から表現します。 生き物のすべての活動(神経、血液、呼吸、ホルモン、五感など)を統括しているのは「脳」であり、さらに脳の中心部の「脳幹」こそが、生命力(自然治癒力)の強さをコントロールしている源であったのです。

脳幹を活性するというこんなユニークな方法があります。
http://pet-soudan.com/if.html

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